https://www.ejrcf.or.jp/gallery/exhibition/202307_kainosho.html
甲斐荘楠音、大正期の日本画家です。
作品自体には、正直あまりピンときませんでした。
ひたすら似たような構図で和装の女性や花魁を描き続けただけというか、
着物とか芸妓の世界がお好きなんですね、という印象。
夭折の人かと思ったら80過ぎ迄生きてたんですね。
イメージに反してすごいマルチな人で、
みうらじゅんばりのスクラップブックを沢山作っていたり、
映画「旗本退屈男」の衣装考証なんかもこの人がやっていたそうです。
ご本人による花魁のコスプレ写真もあるし、
演劇的なことがやりたかったのかなと思う。