2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧
チョン・チャンソプ (丁昌燮,Chung Chang-Sup,정창섭) 昔の中国の次は現代韓国。韓国単色画。 70年代の韓国で出てきた画風です。 単色画は欧米でも人気が高いらしく、 個人の作品集がずいぶん出ています。 確かにホワイトキューブに展示するなら こういう…
袁派の次は浙派。 明代の職業画家中心の画派です。 戴進・呉偉。これもいい。 どこの国でも時代が降るにつれて 技術はより洗練され、成熟を観ます。 それと引き換えに黎明期の新鮮さや素朴さは失われる。 日本でも江戸より室町の水墨画の方が あっさり目で質…
清代の画家 袁江・袁耀の画集 袁派です。 明の浙派・清の袁派。 袁派とは清の時代に江南の揚州で活躍した、袁氏一族を中心とした画派です。 見ての通り、宋代の宮廷絵画・院体画(李郭派)のスタイルを引き継ぐ 正統的で緻密な筆致ながら、ダイナミックな作…
この時期出てくる日本酒、夏酒。 町田酒造 純米吟醸55 夏純うすにごり www.seiryo-sake.co.jp その名の通り、うっすらとにごりがあります。 微炭酸・控えめな甘さ・キレのある苦み。 旨し美味し。
二人展の打ち合わせで清澄白河へ。 帰りに南インド料理のナンディニ・清澄白河店へ。 nandhini.jp ・・流石に多すぎました。 レンズ豆のコロッケとノンヴェジ・ミールズ。 年齢のせいか食が細くなりつつあり、 レンズ豆のコロッケはいらんかったかな(完食し…
郎世寧の仙蕚長春図です。 書籍というよりほとんど冊子。 横長の紙に印刷されて織り込まれている装丁です。 例によって乾隆帝の印がでかでかと押されています。 故宮博物院あるある。
陳之佛と于非闇の画集を購入 どちらも民国期の画家。 特にこの于非闇の作風が、 ベースは工筆画(中国絵画における緻密に描く技法)ですが、 南画あり水墨あり郎世寧風の陰影描写ありで幅広い。 そして賛が全て痩金体。これが超かっこいい。 この人の美意識…
「山口小夜子 未来を着る人」展図録 yamaguchisayoko.com 前髪ぱっつんの黒髪ロング・切れ長を強調するアイライン。 当時の流行を逆手にとった「日本らしさ」。 (実際は大正期のモガあたりが元祖でしょうけど)。 こういったアジア的なステレオタイプ(必ず…
エイドリアン・ガーニー www.pacegallery.com 現代のF・ベーコンともいうべき画家。 キャンバスにコラージュし、その上から油彩で描いています。 Hatje Cantzから同じ装丁の作品集が二冊出ていますが 一冊目の作風の方がコラージュの断片が残されているのに…
別冊太陽・岩佐又兵衛 ヴォルフガング・ライプ 藤林叡三 エイドリアン・ガーニー 岡原大崋氏の著作数点 岡原氏の著作は指導書ばかりでご本人の作品集がありません。 ネット上のインタビューなど拝見しますと どうやら後進の育成に力を注いでおられるようで …
www.wakaze.jp WAKAZE C'est la vie 日本の蔵元がおフランスで醸している日本酒です。 フランス産米・硬水・ワイン酵母で作っているそうな。 甘味が強め。酸も苦みも控えめ。 どことなく樽?の香り。 これ呑んでると白ワインが飲みたくなるという不思議。 海…