YOSHITO ISHII:ROTRINGER'S DIARY

日日是匍匐:時時跳躍

TRAVEL

真夏の高知城と高知県立美術館

kochipark.jp 炎天の高知城であります 城とは天守閣のことではなく堀や曲輪・土塁を含めた全体のことである、 という認識が昨今はずいぶん普及してきましたが 石垣と乾櫓くらいしか残っていない高崎に住まう者としては やはり天守閣のある街っていいものです…

白木谷国際現代美術館

shirakidani.jpn.cx 岡豊城跡を辞して後、県道384号をさらに山沿いへ入る。 暫く行くと現れる、白木谷国際現代美術館。 マコンデ彫刻のコレクションもたくさん展示されている 武内光仁という、60年代に前衛土佐派という 前衛芸術家集団で活躍した画家の私設…

高知赤岡絵金祭り

www.ekingura.com ekinmatsuri.com 毎年7月の第三週の土日に高知・赤岡にて開催されている絵金祭り 高知の夏の中で汗をかきながら観てみたかったのです 蠟燭の灯で、それも屋外で絵画作品を観られる機会など、 まずここ以外にはあり得ないでしょう。 絵金こ…

若宮八幡宮と長宗我部元親像

wakamiya-kochi.com 青の御幕が目にも爽やかな高知の若宮八幡宮。 我が愛飲する酔鯨の菰樽(本社が近くにある)。 ※ここに程近い酔鯨酒造にも寄りたかったのですが、 生憎スマホを持たぬ小生は道に迷ってしまい断念無念・・ 長宗我部元親初陣の像 やはりこち…

桂浜 盛夏

www.city.kochi.kochi.jp 今や、夏の気温に関して北関東に敵うところなど日本にはないでしょう。 高知も30℃前後で暑さはさほどでもありませんでしたが、 なにしろ海が近いせいか湿度がやばい。 90℃近くいっていたようです。

岡豊城址と長宗我部元親像

www.kochi-bunkazaidan.or.jp 蟹と戯れて後 スクーターにまたがりまして 岡豊城跡 流石に山城です、見晴らしがよい。 中腹に歴史民俗資料館があり、そこまでの道が整備されています。 そこから上を徒歩で登りましたが全然厳しい道ではありませんでした。 歴…

ウツボやらメヒカリやら

hirome.co.jp ウツボやらメヒカリやら、 ひろめ市場にて。 ウツボも然ることながらメヒカリのから揚げが絶品でおました。

クロベンケイガニ

はじめて高知に行きまして まず側溝にて発見しましたるクロベンケイガニ 日頃身近にいない生き物を見ると つい撮ってしまう

初夏の東京 ART TOUR 2019 その5

トム・サックス展 TEA CEREMONY @東京オペラシティアートギャラリー・初台。 www.operacity.jp 刀もねえ・・本物観ちゃった後だからね・・ 曜変天目を観た後では 正直、ひどくつまらないものに思えました。 こんな風に感じるとは自分でも意外でしたが。 こ…

初夏の東京 ART TOUR 2019 その4

日本刀の華ー備前刀@静嘉堂美術館・二子玉川 seikado.or.jp 備前刀。 日本刀は全く分かりませんが全体として刃文がすっきりしていて、 質実剛健な印象を受けました。 目的は当然曜変天目(稲葉天目)。 以前もこちらで拝見しましたが、 ここの曜変天目はロ…

初夏の東京 ART TOUR 2019 その3

www.kodamagallery.com 同じく寺田倉庫内の児玉画廊にて、石場文子展。 写真に線を描き込んでいるわけではなく、 モチーフに線を描き込み写真に撮っているとのこと。 写真と絵画の間の問題意識。 愛知トリエンナーレにも参加予定とのこと。

初夏の東京 ART TOUR 2019 その2

FIXED CONTAINED@KOTARO NUKAGA in TERRADA ART COMPLEX 天王洲アイルに程近い寺田倉庫内。 www.kotaronukaga.com ニューヨーク在住の作家・松山智一さんキュレーションの、 アメリカを拠点に活動するアーティストのグループ展。 こういうデコレイティブな絵…

初夏の東京 ART TOUR 2019 その1

めぼしい展覧会が重なったので上京。 今回上京にあたり、初めて高速バスを利用したのですが思いの外快適でした。 東京上野ラインで東京へ行く場合、高崎始発なので座れるのですが、 やはり混んでいないのが本当にストレスがない。 今後早朝行く際には考慮に…

東京 ART TOUR in SPRING 2019 番外編

台湾のギャラリーオーナーとミーティングの為、先週に引き続き上京しました。 銀座の椿屋珈琲にてミーティング。今年の予定等諸々詰める。 こうして見るとホコテンもなかなかシュール この週末、東京ではアートフェアが三つも開催されていて、その内のひとつ…

東京 ART TOUR in SPRING 2019 2日目

イケムラレイコ 土と星展@新美術館。 www.nact.jp わたくしにとっては極めて示唆的な内容でした。風通しが良かった。 ミニマルな具象ともいうべき、ギリギリに削ぎ落とされた造形。 「描いているのは自分ではない、描かせられているだけ」というテキスト。 …

東京 ART TOUR in SPRING 2019 1日目

ACTの細密展作品搬入及びCLOUDSの細密画展の作品引き取りを兼ねて、 展覧会も観に来ました(一度でなんでもやろうとする・・)。 CLOUDSにて一服。印尼珈琲。 cloudsartcoffee.com その後作品をACTに預け、上野へ。 奇想の系譜展@東京都美術館 kisou2019.jp…

東京 ART TOUR in AUTUMN 2018 2日目

上野のカプセルにて一泊し、渋谷経由で駒場へ 白磁展@日本民藝館 https://mingeikan.or.jp/ この白磁にしても或いは長次郎の黒楽茶碗にしても、 これが正解とばかりに最初から究極形をバン!と提示されてしまい、 後世の陶芸家が皆きりきり舞いさせられてい…

東京 ART TOUR in AUTUMN 2018 1日目

10月初め、久々に東京にて二日間に渡り美術館巡り。 まずは上野を振り出しに。 藤田嗣治回顧展@東京都美術館。 https://www.tobikan.jp/exhibition/2018_foujita.html 藝大時代から始まり、パリに渡ってエコール・ド・パリの画家となり、 帰国後「誰よりも…

神戸アートマルシェ2018・展示風景

神戸アートマルシェ2018展示風景であります。 台風前日ではありましたが、多くの方にお越しいただきました。 一泊する予定でしたが、早々に退散。 京都にて深夜バスにてさようなら。

今回台北にて食べたもの

例によってご馳走になったわけです。 ありがたいことです。 一日目。陸光小吃館。これが二度目。 2016年、台北での最初の個展の際に連れてきてもらったのがここでした。 眷村(国民党の集落)料理で有名な店です。 豚足大好きブヒッ好き。筍も美味い 米の焼…

繾綣・展示風景

こんな感じで展示して頂きました。 今回は大作がなかなか用意できず小品中心になってしまいましたが、 毎度毎度ありがたいことです。 早速一点売れた。ありがたし。 今回図録も作成して頂きました。定価3000円。 ご興味のある方はこちら(141yoshito@gmail.c…

縄文と伊豆

家族と伊豆へ。 その途中で東博の縄文展へ。 jomon-kodo.jp 火炎土器のオンパレード。贅沢な展覧会。 縄文土器は東日本が中心で西日本では何故か少ない印象です。 作品(「作品」という概念は当時ありませんが)が 1万年後も残っているということ。 常設展へ…

北上にて2

オーナーさんにご馳走になる。ありがたいことです。 振る舞われてばかりの人生です。 なんでもうまい。 殊に米がとにかく美味い。

北上にて・創世の細部展示風景

そんなわけで北上です。 新幹線で北上駅に着き、降りた直後はさほど寒さを感じませんでしたが、 陽が翳ると東北の冷気に包まれます。 そして展示風景 他のお二人が大作多めなので恐縮するばかりであります。 でもま、手元にないものは出せない・・ 前夜祭、…

運慶展・東洋館・驚異の超絶技巧展

高秋山景展の作品搬入がてら、 運慶展と驚異の超絶技巧展を観に行きました。 まずは上野の東京国立博物館・運慶展。 unkei2017.jp 正直、満員電車状態を覚悟していたのですが、 人出こそ確かに多いもののさほどストレスにもならず、 ゆったりと仏との語らい…

ヨコハマトリエンナーレ・箱根彫刻の森美術館

秋の三連休。 家族で箱根の温泉に参りましたので、 それにかこつけて神奈川方面の展覧会を観に行きました。 まずはヨコハマトリエンナーレ http://www.yokohamatriennale.jp/2017/index.html ヨコハマトリエンナーレ。 個人的には2001年の第一回以来です。 …

2017年8月・台北 その6

最終日となりました 台湾には過去6回ほど訪れていますが、今回は未体験の事も多く、 時の経つのが結構長く感じられました 。 クォン・キースー(Kwon Ki-Soo )形而上画廊にて わたくしが把握している限り、 台北でギャラリーが集中している地域は現在二か所…

2017年8月・台北 その5

松山文創園区 www.songshanculturalpark.org 「文化創意特区」や「藝術村」と名乗る場所が、 台湾にはたくさんあります。 以前ここに来た際には、 アーティスト・イン・レジデンスで滞在しているアーティストと 交流し、野外作品なども展示されていた記憶が…

2017年8月・淡水

海に来た 海に来ると心が静まります。 心が遠くなるというか、いつまでも眺めていたくなる。 (※正確には淡水河の河口ですので汽水域ということになります) 海のそばには、あらゆるものが流れ着きます。 人もモノも流れ着く。 流れ着くものがあれば、流れ出…

2017年8月・台中

何年か振りの台中 車窓から見えるビルの形がいちいち面白い まずは国立臺灣美術館へ 崔旴嵐:靈魂機械鍊金術 チェ・ウラム(Choe U Ram)。韓国の国際的な作家です。 彼の作品はすべて可動式で絶えず動き続けます。 日本や韓国で折に触れて観る機会がありま…