YOSHITO ISHII:ROTRINGER'S DIARY

日日是匍匐:時時跳躍

大有/DIARY

紅葉狩り@徳明園・高崎

yamatokuen.com 二年ぶりの徳明園。 二年前と比べると陰影控えめ。

田中一村展 奄美の光 魂の絵画@東京都美術館

isson2024.exhn.jp 田中一村展 奄美の光 魂の絵画@東京都美術館 日曜美術館効果もあってか、 平日だというのに高齢者とおしくらまんじゅうである。 日本画で奄美の自然を描くという意外性や すべてを捨てて奄美に渡り絵画三昧の日々を送って孤独に亡くなった…

ルイーズ・ブルジョワ展: 地獄から帰ってきたところ 言っとくけど、素晴らしかったわ @森美術館

www.mori.art.museum 久々に東京・六本木。 ルイーズ・ブルジョワ展: 地獄から帰ってきたところ 言っとくけど、素晴らしかったわ クソかっこいいタイトルです。 女性解放運動の観点から語られることの多い作家。 確かに表現されているものは女性としての自…

リキッドスケープ 東南アジアの今を見る:アジア現代アート雑感

リキッドスケープ 東南アジアの今を見る@アーツ前橋 www.artsmaebashi.jp ゲゲルボヨ(インドネシア)アートグループ。インドネシアにはなぜかグループが多い。 インドネシアの近現代史にまつわるインスタ。いきなり出てくるとんとんとんからりと隣組 ジャ…

見るという業を心眼に観る

www.rakugo.or.jp 吉例夏夜噺さん喬・権太楼特選集 三三師の「つる」の後に、喬太郎師の「ウルトラのつる」。 これ、「噺がつく」内に入らないのかしら。 ※何人もの噺家が出てくる定席では、後の演者は前の演者がやった噺(同じ要素のある噺)を やってはい…

日本現代美術私観@東京現代美術館

www.mot-art-museum.jp なすび画廊 小沢剛 紐育空爆之図(戦争画RETURNS)会田誠 この作品は裏を観ないといけない 當卋おばか合戦 山口晃 興亡史 池田学 岡田裕子。ミヅマで一度お会いしたことがある。もう20年前 村上隆 森村泰昌。尻という名のだいこん 小…

橋本コレクション受贈記念 明代宮廷絵画と浙派@東博・東洋館

www.tnm.jp 山水人物図軸 鄭文英 騎驢訪友図軸 馬俊 柳蔭人物図軸 鄭文林 この奇っ怪な人物描写。明代絵画あるある 橋本コレクションは日本でも有数の中国絵画コレクションです。 緻密にして筆が奔る浙派。 華人系の客多し。東洋館にしては珍しい人出。 ここ…

神護寺展@東博・平成館

猛暑のさなかに東博の神護寺展へ www.tnm.jp チケット売り場の行列がとぐろを巻いていて、その半分くらいが外国人観光客。 すわ頼朝も海外デビューか、と思ったが神護寺展にはほとんど来ず。 みんな日本刀がお目当てだったらしい。 重文 太刀 青江守次 宗近…

Farewell My Cub, Thank you for 20 long years

20年間乗ってきたカブがついに清志郎になってしまったため (本当に先週日曜の雨にやられてエンジンが逝かれてしまった) 中古で新たなカブを購入しました。 今まで乗っていたものは、母方の祖父から父が譲り受けたものを さらに自分が乗っていたため 通算30…

久々サイアム

タイ料理@サイアム・高崎 何年ぶりかしらというサイアム。 盛りの良さが幾分影を潜めておりました。 しょうがないか。 黄昏れ烏川

高崎城址 桜 2024

毎年恒例高崎城址の夜桜であります 今春はちと遅かったわね

台湾花蓮地震に寄せて

明日の我が身 他山の石と為す

クリスマスには清燉鶏

80c.jp 清燉鶏。XのTLに流れてきた。 クリスマスということで近所のスーパーでも丸鶏売ってたので 調子に乗って作ってみました。 塩を擦り込んだ丸鶏に棗・戻した干し椎茸・枸杞・にんにく・葱の青い部分を 詰めてつま楊枝で塞いで火にかけ、沸騰したらとろ…

赤大根のポトフ

中川家のとんかつ屋ディストークを偶々聴いていて、 またようやく寒くもなってきたので久々にポトフを作りたくなり。 ※ラジオ内のトークで、揚がったカツを高級天ぷら店みたいに一個一個サーブするとんかつ店に 苦言を呈する会話の中に「イタリアおでん」の…

二つの頂-宋磁と清朝官窯 静嘉堂@丸の内

www.seikado.or.jp 二つの頂-宋磁と清朝官窯 静嘉堂@丸の内 清朝の磁器って単純にかわいい。 いかにも日常で使えそうなものが多い印象。 思うに宋の白磁や青磁は鑑賞はできても 日常に使うことはちょっと想定できません。 雨過天晴もサイズ的には日常雑器…

個展中盤・そして作品集

www.facebook.com さて個展も中盤である。今回新しい作品集もこさえてもらい。 だいぶ気に入っています。 自分とここのギャラリーとのなれそめやら。 台北藝術大学学長にも寄稿していただき。 ありがたい限りです。

皇室のみやび@三の丸尚蔵館

shozokan.nich.go.jp 皇室のみやび ー受け継ぐ美ー展 リニューアルされた三の丸尚蔵館にて。 訪れたのは初めてです。 徽宗から奇想へ(これが言いたかっただけ)。 なんと!この展覧会、撮影OKなのです。 動植綵絵。棕櫚と軍鶏に鶴に紅葉。 蒙古襲来絵詞。兜…

北宋書画精華展@根津美術館

www.nezu-muse.or.jp 燕文貴 江山楼観図 李成 喬松平遠図 李公麟 五馬図巻 伝徽宗 猫図 人面みたい・・ フライトが早朝のため、前乗りすべく前日に東京へ。 どうせ東京へ行くなら展覧会に行かないテはないわけで。 北宋書画精華展@根津美術館。 サブタイが…

台北にて食したもの

臭豆腐 今回台北にて食べたものなど 士林駅前の牛肉麺。麵とスープが選べる。清燉(透明なスープ)にして寛(幅広麺) 「燉」は「とろ火でじっくり煮込む」の意 紅焼鱔魚。愛しタウナギ 京醤肉絲。北京料理。餅に巻いて食す 獅子頭 白湯 老婆餅。いい感じの…

謎の絵師・尤英

尤英 壽山福海圖 卷 尤英 台湾の美術雑誌の編集長にFBで教えてもらった尤英という絵師の作品が 気になって仕方ない。乾隆嘉慶年間に活躍した人らしい。 現存する作品が極めて少なく、あっても贋作なのだとか。 中国絵画で白描画というと塗り絵の下絵みたいな…

今回の台北故宮

www.npm.gov.tw 台湾を訪れた際には時間の許す限り故宮博物院に行きます 郭煕 山莊高逸軸 馬麟 初日芙蓉軸。絵も然ることながら痩金体の題が最高にイカす 劉松年 渓亭客話図 やはり宋絵画です、贅沢です。 チャイニーズ・グランドスタイル・ペインティング。…

展示準備

www.facebook.com 毎回こんな感じで展示しています。 ギャラリーでは開梱から展示までスタッフが全部やってくれるため こちらは折に触れて指示を出すだけです、ありがたし。

来台前に上海菜

ge4a701.gorp.jp 来台の前に、上海味道@池袋 向こうに行けば結局中華を食べるんだけど予習ということで

村田峰紀 Transition展@rin art association・まえばしガレリア

村田峰紀 Transition展 @rin art association・まえばしガレリア rinartassociation.com mineki-murata.com アンフォルメルというか、放浪の画家・ヴォルス(Wols)をちょっと想起させるスクラッチ 先々週に引き続き(一人の作家の展覧会をひと月に二件も観…

ニューホライズン 歴史から未来へ@アーツ前橋

www.artsmaebashi.jp アーツ前橋 開館10周年記念展 ニューホライズン 歴史から未来へ 松山智一 五木田智央 出来て以来、行こう行こうと思いつつ行かなかったアーツ前橋。 地元だとなかなかお留守になりがちです。 出展はゴキータ(五木田智央)やら松山智一…

constellation #03@rin art association・高崎

rinartassociation.com 名和晃平 鈴木ヒラク 村田峰紀 落語会がはねてのち、 高崎芸術劇場の向かいにあるrin art associationにてグループ展 constellation #03へ。 名和晃平・鈴木ヒラク・村田峰紀。 村田峰紀、最近よく目にする名前だなと思ったら、 予備…

鈴木ヒラク展@群馬県立近代美術館

hirakusuzuki.com 鈴木ヒラク展@群馬県立近代美術館 この人も一度作品を直に観てみたかった作家のひとりです。 マチエールは意外とごつい、一見プリミティブですが とてもスタイリッシュな印象。

マティス展 Henri Matisse: The Path to Color@東京都美術館

matisse2023.exhibit.jp 中食に注文した蛙の炒め物が出てくるのが遅く(美味しかったけどさ)、 また4件目でさすがに疲れもあり、駆け足になってしまいました。 展示数も多いというに・・大家に対して失礼な鑑賞態度です。 マティスって、自分がドローイング…

虫めづる日本の人々@サントリー美術館

www.suntory.co.jp 虫めづる日本の人々@サントリー美術館 四季草花虫図 市川其融 江戸時代 個人的に興味深かったのが「草虫図の受容」の章。 中国絵画好きとしてはやはり目が行きます。 宋元や明代に描かれた「草虫図」という画題を 日本の画人がどう受容し…

テート美術館展 光 — ターナー、印象派から現代へ@国立新美術館

tate2023.exhn.jp 前回同じく新美術館で開催中の蔡國強展に行った際、行けばよかったと後悔。 んなわけで今回行きました。 イギリスで光、というと、年中どんよりと曇った空を見ているイギリス人は イタリアやギリシャなどの南欧や南の島などの陽光溢れる場…