大細密展の搬入・設置をして後、展示会場近くのヴェトナム料理店で夕食を認めて、
東京駅八重洲口より深夜バスに乗り込み一路奈良へ。
そして室生寺。毎度のこと乍らどうにもよく眠れずヘロヘロ。
十二神将勢揃い。洗練された造形がやはり慶派(多分)。
バスが若干「地獄表」気味(1時間に1本ぐらいしか来ない)だったので
タクシーで室生口大野駅まで戻り、奈良国立博物館へ。
薬師寺の聖観世音に再会。前回初めて会った時も灼熱の薬師寺だった。
その後一路京都へ。京都国立博物館にて雪村と狩野山雪。
さらに承天閣美術館。若冲と琳派。
ここはいつ行っても若冲や応挙の「普段着」の作品が当たり前に展示されている、
寄席みたいな場所である。
元々若冲の動植綵絵を所有していたのもこの相国寺だ。
今は釈迦三尊図のみが残る。やはりお寺だから仏画は渡せない、ということでせうか。
宿へ。夏場に一日4件も廻るとさすがに疲れる。
風呂に入り(旅ではやはり大浴場に限る。高校生の集団に遭遇したけど)
夕食を認め早々に就寝・・