東京 ART TOUR in SPRING 2019 2日目

 

イケムラレイコ 土と星展@新美術館。

www.nact.jp

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わたくしにとっては極めて示唆的な内容でした。風通しが良かった。

ミニマルな具象ともいうべき、ギリギリに削ぎ落とされた造形。

「描いているのは自分ではない、描かせられているだけ」というテキスト。

 

今の時代、特に表層的な技巧や分かりやすさばかりが作品に求められる日本において、

例えば若い作家がこういう作品を作り続けることは至難であると思います。

ずっとヨーロッパで制作されていて、日本のアートシーンと距離があったのが

彼女にとっては結果的に良かったのかもしれません。

 

 

 

六本木クロッシング2019@森美術館

www.mori.art.museum

 

展覧会もまた、人との出会いや旅の印象と同様に、一期一会のものであると思います。

 

複数の展覧会を観る順番や会場内の廻り方

(展示順に一点一点観るか・自由に動き回ってランダムに観るかの違い)

或いは自分の体調・疲れ具合など。

 

イケムラレイコの展覧会で自分が深く感応したせいか、

脳みそがどうにも切り替わらず、いかにも今の時代然とした、

殺伐とした作品群に入っていけませんでした。

テーマやコンセプトの強さばかりが悪目立ちし、

どうしても作品自体の深みが感じられない。

 

半分は作品の、もう半分はその時の自分のせい、と勝手に思っています。

 

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ほとんど唯一反応できたのが、違法廃棄現場を夜な夜な巡回し、

そこにある廃棄物を即興的に組み合わせて作った作品を撮影した写真作品です。

なんとなく、表現することの根源に触れている作品であるように思います。

誰の作品だったか。

 

イケムラ展のせっかくの後味が。勿体ないことをしました。

貧乏根性であれもこれもと欲張って観る必要は、もうないのかもしれない。

 

 

新・北斎展@森アートセンターギャラリー 

hokusai2019.jp

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北斎の展覧会を観るのももう4回目ぐらい。

今は両国にすみだ北斎美術館もありますし、実際何度観たところで

出てくる作品は毎度おなじみ(しかも浮世絵という「複製芸術」)なのですが、

この人手はどうしたことか。

 

ある意味では「教科書で観たことのある作品を観る経験」を

最も得やすい作家なのかもしれません。それだけ多く、観る機会がある。

 

疲れたところでアートコンプレックスセンターへ、搬入作業。

その前に、1Fに入ったスリランカ料理「バンダラ ランカ」にて昼食。

www.bandaralanka.jp

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ランチにしては正直値が張りますが、スリランカの美味しいカレーが食べ放題です。

それだけの価値があると思います。後味が魚風味。

 

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どうにか搬入を終えて帰宅した次第。

円形作品は水平を計る必要がない為設置しやすい。

 

 

東京 ART TOUR in SPRING 2019 1日目

 

ACTの細密展作品搬入及びCLOUDSの細密画展の作品引き取りを兼ねて、

展覧会も観に来ました(一度でなんでもやろうとする・・)。

 

CLOUDSにて一服。印尼珈琲。

cloudsartcoffee.com

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その後作品をACTに預け、上野へ。

 

奇想の系譜展@東京都美術館

kisou2019.jp

 

昨今の日本美術関係の展覧会の、異常ともいえる混雑を警戒していたのですが

休日にもかかわらず意外に空いていました。

これはどうやらブームが過ぎてしまったか、

或いは奇想というワードが一般には伝わりにくかったか。

いずれにせよ適度な混み具合で観覧しやすく、助かりました。

がらんどうな会場も寂しいものですが、これくらいで丁度良い。

  

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若冲・蕭白は勿論、狩野山雪と岩佐又兵衛を観られたことが良かった。

鈴木其一も改めて観ると非常に緻密です。たらし込みの巧さ。

日本美術、特に絹本着色を間近で観ているとその生地がデジタルっぽく見えてきます。

 

河鍋暁斎展@サントリー美術館

www.suntory.co.jp

 

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今現在の暁斎の人気というか立ち位置ってどうなんだろう、

と思うことがあります。

常設の美術館もあってしょっちゅうどこかで展示されていて、

有名ではあるけれど、まださほど人口に膾炙している感じでもない。

抜群に巧いしアイディアも外連味もあるんだけど。

 

疲れてしまったので早々に蒲田のカプセルへ。

カプセルと雖もキャビンタイプで大浴場があれば極楽です。

しかもロビーで日本酒まで売られている。

 

バーボン通りの食道園へ。平壌冷麺。麺が丸い太麺。勿論美味い。

 

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