YOSHITO ISHII:ROTRINGER'S DIARY

日日是匍匐:時時跳躍

等伯で清真菜

 

 

所用ありて東京へ

 

 

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京都・智積院の名宝展@サントリー美術館。

長谷川等伯が秀吉の嫡男鶴松の供養のために建てられた祥雲禅寺に描いた襖絵。

 

 

 

 

 

狩野元信の向こうを張るかのごとき絢爛豪華な襖絵ですが、

結局ここから長谷川派は勢いがなくなってしまいます。

桃山という時代文化と運命を共にしたような襖絵。

 

 

ですがやはりお目当てはこれ、羅漢図屏風。

 

 

等伯といえば松林図屏風の清冽な印象が強いですが、

こんなゴチャついた作品も。

昔「日本美術応援団」の中で「もつ煮」と称されていました。

作風の振り幅の広さ。

 

 

 

 

辞して後、池袋へ。

アリヤ・清真美食

 

 

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中国のムスリム・回族の料理である清真菜。

メニューに豚肉はなく、牛と羊のみ。

とはいえ羊は中国のどこでもよく食べるので

そこまでムスリム色が強いわけではありません。