YOSHITO ISHII:ROTRINGER'S DIARY

日日是匍匐:時時跳躍

四谷→浅草→上野

本日、打ち合わせのため、
初めてアートコンプレックスセンターへ・・




(閑静な住宅街に突如現れる小城・・想像していた以上にすごい建物だった)



何度もグループ展には出しているのにお邪魔するのは初めてだった。
打ち合わせの後に、喬太郎師匠に会いに、一路浅草へ。




演目は

あした順子(見れて良かった!):ひとり漫談前座絡み

三遊亭白鳥(上がった時から顔が汗でテッカテカだぜ、師匠!):「白衣の天使」

柳家小さん:「替わり目」

柳家甚語楼:「弥次郎」

大瀬ゆめじうたじ:漫才

林家種平:「お忘れ物承り所」

鈴々舎馬風:漫談?主に林家一門の悪口

鏡味仙三郎社中:曲芸(アゴにもの乗っけ過ぎ、なんで失敗しないのかいつも不思議)

柳家喬太郎:「孫、帰る」


・・初めて聴いた喬太郎師の「孫、帰る」が圧巻でした。

爺様の奇矯な言動に大笑いさせてもらって、
でもその話を聞いている孫が実はお盆に実家に帰ってきた幽霊で・・

これ短編映画に出来るよな、と思った。



そして、夜の部。


前座・古今亭半輔:「出来心」

柳家麟太郎:「子ほめ」

春風亭柳朝:「宗論」

近藤志げる:アコーディオン漫談

柳亭燕路:「短命」

・・本当はトリまでいたかった・・のだが、
客席に質の悪い糞蠅が一匹紛れていて癇に障るので(まったくまあ)、
早々に退散する。嗚呼、川柳師匠見たかった。


が、しかし。


這う這うの体で人波を脱出し、しかしこれでけえってはどうもなァ・・と、
銀座線・上野広小路にて降りて。
鈴本の前を通りがかり・・「ええい!」と、入ってしまいました、はい。
そういうわけで鈴本下席夜の部。


桃月庵白酒:「だくだく」

昭和のいるこいる:漫才・・のいる師匠のツッコミがちょっとゆるかったよーな・・

古今亭志ん輔 :「稽古屋」途中の清元?が見事!

柳亭燕路(一日に二度も・・追っかけかいな):「笠碁」

大空遊平かほり:漫才

柳家はん治:「千早振る」

林家正楽:紙切り「線香花火」「冷奴」(リクエストしたお姉さん、フライングし過ぎ!)
「タワーブリッジ」「なでしこジャパン」

五街道雲助:「舟徳」じっくりたっぷり。脂の乗った噺っぷりでした。




そういうわけで贅沢な一日でありました・・ま、たまにはこんな時も。