YOSHITO ISHII:ROTRINGER'S DIARY

日日是匍匐:時時跳躍

暗闇とアニソン

昔、某研究所の警備をやっていた時分の事をちょっと思い出したのである。


「誰もこないから寝てていいぞ」と隊長に言われていたわたくしは、
受付の後ろの社員食堂に置いてあったソファに寝袋を敷き、
巡回を終えた後TV(NHK)をつけっぱなしにして
決して熟睡しないように仮眠を貪っていたのでありました。

あの当時のNHK、週末の深夜っていうと
オンエアバトルとかERとかやってたんだけど、
「彩雲国物語」というアニメもやってまして。
(大体目を閉じて音声だけ聞いてたので未だに内容はよく知りません、
なんか中国っぽい設定だったような)

そのエンディングで流れていた曲が実はすごく好きで、
曲名さえ知らなかったんだけど、最近調べてみたら発見しました。


照屋美穂さんという人の「明日へ」という曲。


すごく優しいボーカルでねー、歌詞も良い。
この曲が流れてくると、一人寝袋に包まるただっ広い食堂の暗がりが、
なんだかほのかな、暖かなものに思えてくるのでした。
その後また妙にしみじみとした、「四季の音」みたいなのがやっていたりしてね。


週末深夜のNHKは結構沁みるんですよね。





・・なにやら美青年が沢山出てきますが、ま気にせず。