大学の同級である、宮崎君こと柳家わさび師匠。
昨春真打に昇進し、早くも鈴本演芸場の初トリです。
都内四席ある落語定席のトリ(昼の部夜の部・各番組の一番最後に出演するメイン)、
はなんといっても人気が一番。なかなか執れるものではないのです。
(人気のある噺家は一年に二度三度と執りますが)
演目は「死神」。
緻密な描写と思わず「こう来るか」と唸るサゲ。
在学中に何度か、落研時代の彼の落語は聴きましたが
彼がプロになってからは機会を得られず。
今回二十年振りでした。感慨深い。