めぼしい展覧会が重なったので上京。
今回上京にあたり、初めて高速バスを利用したのですが思いの外快適でした。
東京上野ラインで東京へ行く場合、高崎始発なので座れるのですが、
やはり混んでいないのが本当にストレスがない。
今後早朝行く際には考慮に入れようと思います。
池袋から上野へ、東博へ。
「美を紡ぐ 日本美術の名品」展。
永徳の唐獅子図屏風。雪舟の秋冬山水図。光琳の伊勢物語図。
応挙の牡丹孔雀図。北斎の西瓜図。
これだけの名品が展示されているのに会場はがら空き。
全く以て理解できません。
かたや平成館で開催されている東寺展は長蛇の列。
東寺という所は京都駅の目と鼻の先にあり、
立体曼荼羅など、行けばいつでも気楽に観られるものです。
しかもふさわしい場所で。いくら東京に来たとはいえ・・。
東博は近年大行列でしばしば話題になりますが、
どうにも偏りがあるように思います。
単純にTVで放映されれば人が殺到しますが、
放映されなければ名品が並んでいてもそれほど・・という。
勿論大勢の人が来場するのは大いに結構な事ではありますが、
もう少し、自分の感性で判断しても良いのではないかと思う。
得る情報が限定的なご高齢の方が多いせいかもしれませんが、
マスメディアに振り回される時代でもないですよね。