ヨコハマトリエンナーレ・箱根彫刻の森美術館

 

秋の三連休。 

 

家族で箱根の温泉に参りましたので、

それにかこつけて神奈川方面の展覧会を観に行きました。

 

 

まずはヨコハマトリエンナーレ 

http://www.yokohamatriennale.jp/2017/index.html

 

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ヨコハマトリエンナーレ。

個人的には2001年の第一回以来です。

初回のトリエンナーレは会場もパシフィコ横浜その他の場所を使い、

作家数も多かったのですが、いかんせんコンセプチュアルな作品の連続で

正直観ていてぐったりした記憶があります。

 

 

今回は出展作家の数こそ絞られているものの、

展示空間ごとに一人一人の作家の作品がまとまって展示されていて

非常に観応えがありました。

作家一人につき一点二点だけの、コンセプトを重視した展示が

決して悪いわけではありませんが、

トリエンナーレやビエンナーレだからと言って作品数を競うものでもないと

最近では思います。

多過ぎる展示は観客を疲れさせ目移りさせるだけで、あまりいいものではありません。

 

 

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目を引いたのはやはり震災関連をテーマにした作品でした。

 

 

f:id:ishiiyoshito:20171012154607j:plain畠山直哉。2011年に撮影されたもの。

 

f:id:ishiiyoshito:20171012154744j:plain f:id:ishiiyoshito:20171012154811j:plain瀬尾夏美

 

彼岸と此岸・現実と空想の境目が融解したかのような絵画と文章。

あの日のこととそれ以降のことを自分なりに昇華して

(昇華出来るかどうか、昇華と呼ぶべきかどうかさえ正直わかりませんが)、

作品化するのにはやはり相当な時間が必要だった事だろうと思います。

穏やかな作風ながらも非常に胸に迫る作品でした。

 

 

f:id:ishiiyoshito:20171012155421j:plain f:id:ishiiyoshito:20171012155910j:plain風間サチコ

 

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f:id:ishiiyoshito:20171012160049j:plain木下晋

 

木下さんの作品はこういった展覧会では決まって奥の方に

まさに鎮座しているように展示されることが多いです。

それだけ説得力のある作品、ということでしょうか。

 

惜しいかな、時間の都合上横浜美術館会場しか行けませんでした・・

 

 

箱根温泉の帰りに箱根彫刻の森美術館へ。

世代的にはやはり天気予報のイメージですねえ・・

 

箱根 彫刻の森美術館 THE HAKONE OPEN-AIR MUSEUM

 

f:id:ishiiyoshito:20171012160723j:plain岡本太郎

 

f:id:ishiiyoshito:20171012160805j:plainニキ・ド・サンファル

 

f:id:ishiiyoshito:20171012160846j:plainジャン・デュビュッフェ

 

初めて来ましたが有名どころの作品ばかりで、

彫刻の魅力を気軽に知るうえでは最適な場所であると思います

(行くのがちょっと大変ですが・・)。

贅沢な空間ではないでしょうか。

 

f:id:ishiiyoshito:20171016141353j:plain鈴木康広さんの個展「始まりの庭」。どちらかと言えばデザイン寄りのアイディア勝負な作品ですが、

白と透明が基調になっていて、分かりやすいコンセプトと相まって清廉な印象を受けました。