2017年8月・台北 その4

 

 

ギャラリーに行く前に故宮博物院へ。

昨年の個展の際にはどこにも行けず、心残りでした。

 

国立故宮博物院

 

f:id:ishiiyoshito:20170820063850j:plain

f:id:ishiiyoshito:20170820062331j:plain f:id:ishiiyoshito:20170820062722j:plain

f:id:ishiiyoshito:20170820062823j:plain f:id:ishiiyoshito:20170820062853j:plain

黄翡翠。いつ観ても「きんとん」に見える・・      紀元前(戦国時代)にして既にこのクオリティ

 

展示品の写真撮影が全てOKになっていたため、

みんな撮影に夢中で実物を観ていないのが実に勿体なく感じました。

 

そしてギャラリーへ。一昨日ほどではないにせよ、

昨日も多くの方にお越しいただきました。

 

f:id:ishiiyoshito:20170820063928j:plain f:id:ishiiyoshito:20170820064005j:plain

f:id:ishiiyoshito:20170820064036j:plain f:id:ishiiyoshito:20170820064046j:plain

 

以前購入した作品を持参してこられて一緒に写真に納まってほしい、

と仰るお客様もおられ、本当にありがたい限りです。

「誰も来てくれない個展」を日本でさんざ経験してきた身としては、

なんだか物陰でこっそり泣きたくなりました。

 

台湾と日本の違い、

コマーシャルギャラリーとレンタルギャラリーの違いなどはありますが、

此岸と彼岸のこの差は何なのだろう、と思わずにはいられません。

良い作品であっても、然るべき場所で発表されなければ

脚光を浴びることはありません。

そしてそのために作家自身が出来ることなど、

残念ながら限られています。

 

勿論ここは台湾ですから、ここのギャラリーのスタッフの、

顧客開拓への尽力が全てであることは当然なのですが、

お客様の熱意もずいぶん違うように見受けられました。

とにかくどの人も、じっくりと真剣に作品を観てくれます。

ギャラリーにさっと入ってきて、作品をぱっと観て、

気に入らなければすぐに帰ってしまう、

というやり方もひとつの方法ではあるのですが、

作家としてはやはりそれをされると寂しいものです。

そういう意味では、非常に励まされた3日間でした。

自分の作品を待ってくれている人がいるということはありがたいことです。

(また今回通訳をしてくれた「ばしょう」さんにも感謝を。インターンの学生さんで正直日本語能力はまだまだ・・な感じでしたが、明るいキャラクターで大変に救われました)

 

ここが正念場である、と感じています。

来年に向けて、とにかく作品を可能な限り制作してゆくのみ。

 

 

f:id:ishiiyoshito:20170820070343j:plain f:id:ishiiyoshito:20170820070701j:plain

f:id:ishiiyoshito:20170820070426j:plain f:id:ishiiyoshito:20170820070453j:plain

臭豆腐や血の煮凝り・螺(「タニシ」・・違う貝のような気もする)など。台湾らしい料理の数々

 

コレクター夫妻に連れられ夕食へ。日本の商業ギャラリーの事は知りませんが、

台湾では作家とギャラリー、そしてコレクターの距離が非常に近く感じられます。 

 

 

そんなわけで、今日以降はプライベートな台湾の旅、であります。