奈良→京都→香川→広島弾丸紀行 三日目

 

二年ぶりに続きを書くことになろうとは・・

 

 

 

f:id:ishiiyoshito:19800101000015j:plain

 

琴平金毘羅さん。登るのが実に骨です。 

応挙・若冲・そして高橋由一。保存状態としては正直どうなんだろう、

と思いました。

 

f:id:ishiiyoshito:19800101000233j:plain

 

 

そして、広島へ。

広島市現代美術館。ライフ=ワーク展。

www.hiroshima-moca.jp

 

 

 

f:id:ishiiyoshito:19800101000057j:plain

f:id:ishiiyoshito:20170828085754j:plain

f:id:ishiiyoshito:20170815063427j:plain

f:id:ishiiyoshito:19800101000006j:plain

 

 

 

被爆者が自身の体験を描いた作品と現代の作家の作品のコラボ。

斎藤環先生がいわゆる「アウトサイダーアート」への批評の不可能性を

よく説いておられるが、被爆者の作品もまた、そこに属するものだと思う。

どんな人間であれ、被爆者の作品の前では批評などやりようがない。

またすべきでもない。

「ただ目撃せよ」。 

 

そういった、ある意味ジョーカーのような作品と同じ空間で、

まして特に原爆と直接的に関係ない作家の作品を展示することは、

作家にとってもキュレーターにとっても勇気が要る。

それらの作品に負けないだけの作品を提示し、

コンセプトとも齟齬が生じないようにしなければならない。

 

ツイッターでも呟いたが、これは極めて難しいキュレーションで、

でも実にうまく対比させていた。

前半に被爆者の作品

中継ぎに間接的に原爆と関係のある作家の作品

(親族や戦争経験者、戦争をテーマにした作品)

後半に原爆と無関係な作家の作品、という構成。よくぞやったと思う。

 

そして丸木位里・俊の「原爆の図」の修復もしていたが、

これも異様な凄味があった。

(しかし日本の美術館、写真撮影NGなのがほんとに惜しい)

 

 

夏の広島は、静謐に包まれておりました。