ラオスの怪人

あれは何度目のタイだったか・・

タイ・ノンカイ−ラオス間の
ラオス側のイミグレーションにて、
入国審査の列に並んでいた時です。


白髪の鼻毛が1センチぐらい出た、
顔は日に焼けて真っ黒けで髪の毛ぼさぼさの、
失礼ながらホームレスのような風貌の小柄な爺様が
入国カードにペンを走らせておりました。

すげえ風貌、一体どこの国の人なんだ・・
と思って、彼のパスポートを何気なく見てみたら、


菊の御紋、が輝いておりました。



こちらの視線に気づいたのか、
「ラオスは初めてか?」とおもむろに話しかけられ・・


「ビエンチャンはあんまオモロないで、バンビエンからルアンプラバーンに行ったらええ」
「ラオスキップはラオスを一歩出ると紙くずやから、出国の時は両替忘れんようにな」


と、コッテコテの関西弁でアドバイスをいただきました。


この人、一体どんな人生を送ってきたんだろう・・
ちょっと話を聞きたいような、決して聞きたくないような、
なんてことを考えている内に彼はトゥクトゥクに乗り込み、
悠然と去っていってしまいました。



ルアンプラバーン。いうまでもなく、ラオスが誇る世界遺産です。

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ラオスへ行く前、バンコクのアバウトカフェ
(かつてバンコクに存在したオルタナティブスペース)
で出会った口の悪いフランス人写真家にも勧められたルアンプラバーン、
日程の事もあり、結局わたしは行きませんでした。



怪人おすすめのルアンプラバーン、いつか行ってみたい、と思うのです。