YOSHITO ISHII:ROTRINGER'S DIARY

日日是匍匐:時時跳躍

最近購入した美術書籍・その12

 

THE UPSET  YOUNG CONTEMPORARY ART

2008年に出版された作品集です。

 

 

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あの当時流行った(?)ダークファンタジー系の具象絵画ばかり。

暗くて毒々しい作品が多く、観ていてちょっとくたびれます。

もうちょっと変化が欲しいかな。

 

 

オリオン 深井克美 全画業

 

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深井克美の作品集は以前も購入しましたが

こちらは2019年北海道立近代美術館にて開催された回顧展の図録です。

 

混沌として暗い画面です。

深井は30歳で自死してしまった為、寡作です。

さあこれから、というところで止まっている。作風もあまり洗練されていない。

混沌と繊細さを抱えたまま逝ってしまったような印象。

 

もし彼が自死という選択をせずに生きて描き続けていったら

もっと完成度の高い作品を沢山為していただろうに。

 

彼が影響を受けたといわれる作家の作品が数点載っています。

その中の藤林叡三という作家に興味が惹かれました。

 

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この人もすでに亡くなっています。

武蔵野美術大学の教授であり自由美術協会に所属していた作家らしいですが

検索しても作品画像はまとまって出てきません。

この完成度の高さであればもっと作品を観てみたいところです。

 

 

 

 

春風亭一之輔独演会@葡萄屋寄席

 

昨年も行きましたが今年も。

 

www.budoya.net

 

 

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春風亭一之輔独演会@葡萄屋寄席

諸事情でどうなるかと思われましたが無事開催されました。

長屋の花見・蒟蒻問答・甲府い。たっぷり三席。

今回は早々に売れて滑り込みでアリーナ席でした。

お客さんの入りは7割くらいだったでしょうか。

 

 

なんだか聴いていてほっとしました。

終幕後、お客さんの健康を気遣う師匠。

是非また高崎で会えますよう。

 

 

次回は柳家喬太郎独演会。これも行かねば。

 

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